MENU >> PAGE1 >> PAGE2



ARCADE MARK-III.(PAGE1)


MARK-III内蔵アーケード筺体にあいたい…

ファミコンを内蔵したVSシステムは割合全国的に普及しているものと思いますが、SEGA MARK-IIIを内蔵したアーケード筺体があるとの話を私が聞いたのはつい最近… 以外と有名な話らしく方々のBBSなどで話題が持ち上がるのも見ているうちに、一度お目にかかってみたいものだなぁなどとボンヤリ思っておりましたところ、場所は松戸、お店はメクマンというゲームセンターで今なお稼動中との情報を入手、早速取材とあいなりました!

それは秘密です!
SHOOTING ZONE (C)SEGA 1987


悠久の時を経て、MARK-IIIを愛好するその者たちを熱くそしてやさしく包容するようにその筺体は静かにたたずんでおります。 そしていま、この感動的な対面とあいなった訳であります(小三治風に読む事) 
古いマシンに囲まれているせいか、自然と目に飛び込んできましたが、やはり何故か感慨ひとしおであります。ジーン… かくして我々はおもむろに筺体の実体調査に乗り出すのでありました。 まずそのサイズですが、やはり子供向けを意識してか結構低い位置にレバー等がついています。 大人だと椅子に座らないと遊びにくいかもしれません。内蔵されているゲームですが、これはさみしい事に3本のみ、ファンタジーゾーン・アウトラン・ブラックベルト(海外版、北斗の拳)であります。 残念ながらここで稼動していたマシンは完全体とはいえず、光線銃で遊べるソフトがはいっていない上に、光線銃そのものが取り外されているようです。 音源に関してですが、これも目撃された方々がおっしゃるとおり、PSG音源のみでありました。



チェックポイント!

BBSでも情報をおよせ頂いたとおり、時間制で時間内であれば別のゲームへも切り替えが可能です。ゲームは最大で5つまで内蔵でき、先にも述べたとおり、光線銃に対応したゲームもはいります。 ところで筺体を見て「あれ?」と思われたかたは中々にするどいのであります。そう、右写真を見ていただいても分かるとおり、なんとハーフミラーを使用して、画面を表示させています。 最初は何故だかよく分からなかったのですが、よくよく考えてみると、光線銃を使用するゲームを内蔵した場合、モニタが筺体前面にあるとプレイヤーが筺体から離れる必要がありますね、で、わざとプレイヤーとのスペースをつくる為にハーフミラーを設置し、銃とモニタの距離をとっているようであります。 ちょっと感心… でもハーフミラーに写すという事は画面を反転させる必要がある訳ですから、カートリッジがささっている基盤側にタイマー以外にも筺体独自の機能が盛り込まれているのがよく分かりますですね。

今回みた筺体に関してなどなど…

今回松戸で見た筺体がMARK-IIIのアーケードものであると思っておりましたが、どーも他の目撃された方の話を聞いてみると、これ以外にもアーケード筺体があるようであります。SEGA SOFT DESKという具体名称まで明らかになっていますので、今回のSHOOTING ZONEというのはあくまで光線銃が使えるMARK-III内蔵筺体と見るのが自然のようであります。

MENU >> PAGE1 >> PAGE2